詩人の谷川俊太郎さんです。
谷川さんには、Coyote創刊時に「コヨーテ」という詩を書き下ろしていただきました。
そして2010年1月、アラスカへとともに旅をしました。
「谷川さんから、アラスカという場所に住む人たちに訊いてほしいことがあった。
古老のインディアン、ストーリーテラーの先住民はもちろん、
新しく移住して来た白人にも会ってほしかった。
人生の畏れ、喜び、悲しみ、この土地で暮らすことを、
谷川さんのみずみずしい感性を通して、もっと理解したいと思ったのだ。」
(Coyote No.53 for Readersより)
コヨーテが休刊した時に、谷川さんにご挨拶と、
預かっていた資料をお返ししに編集長の新井が訪ねたときのこと。
休刊した旨を伝えると、谷川さんは「また復刊するのでしょう」と言い、
新井が「したいと思っています」と言うと、
「では、これはまだ預かっておいてください」と、返しに来た資料をまた預けてくださいました。
帰り道、その重みがとても嬉しかったと話していました。
Coyoteのこの先の10年の旅にとっても、大切な道しるべのような方です。
No.40 「谷川俊太郎、アラスカを行く」
http://www.switch-store.net/SHOP/CO0040.html
No.53 「アラスカ 星野道夫の暮らし」
http://www.switch-store.net/SHOP/CO0053.html
新井敏記のエッセイ「NO WHERE, NOW HERE」にて、
谷川俊太郎さんとのアラスカの旅で、フォーチュンクッキーをひいたときのエピソードを綴っています。
http://www.switch-pub.co.jp/?p=44